不安な時のバッチフラワーレメディ

バッチフラワーレメディ

地震や台風、経済への不安など、今、不安を感じている方がたくさんいると思います。そんな時におすすめのバッチフラワーレメディについて紹介します。

不安な時のバッチフラワーレメディ

不安な時におすすめのバッチフラワーレメディには、いくつかあります。どのような不安を感じているのか?によって、飲むバッチフラワーレメディの種類は異なります。

具体的に不安の原因を言える場合

まず、具体的に不安を感じている原因をはっきりと自覚できている場合には、ミムラスというバッチフラワーレメディを飲みます。

ミムラスは、災害が起きるのではないか?という不安、経済状況に関しての不安、病気になるのではないか?という不安など、具体的に不安を感じている原因を自分で言える場合に飲むと良いバッチフラワーレメディです。

会議でのプレゼンを前に不安を感じている、病院の検査の前に不安を感じているというような緊張を伴うような不安の場合も当てはまります。

緊張しやすい、赤面してしまう、人前で話すのが苦手、人見知りなど、対人関係において不安を感じやすい人もミムラスを飲むと良いでしょう。

いずれにしても、具体的に不安の原因を言える場合には、ミムラスです。

自分以外の人への心配

自分が災害に遭うのではないか?自分が病気になるのではないか?という場合には、ミムラスを飲みますが、家族など愛する人が災害に遭うのではないか?病気になるのではないか?など、自分以外の人への心配や不安を感じる場合には、レッドチェストナットというバッチフラワーレメディを飲みます。

特に、子どもの帰りが遅くなって不安を感じる、子どもの将来を心配して不安を感じるなど、お子さんについての不安を感じていらっしゃるお母さま、お父さま方にレッドチェストナットは大変おすすめです。

理由がはっきりしない不安

不安を感じる理由がはっきりしている場合は、ミムラス(自分の心配)、レッドチェストナット(自分以外への心配)を飲みますが、理由をはっきり言うことができず、何だか不安、怖いという場合もあります。

言葉で説明できない不安を感じる、怖れを感じるという場合には、アスペンというバッチフラワーレメディを飲みます。

HSP、エンパスの人、人混みや満員電車でひどく疲れてしまう人などエネルギーに敏感な人にアスペンはおすすめです。

自分をコントロールできない不安

何か恐ろしいことをしてしまうかもしれないという恐怖を感じる不安というのもあります。自分や他人に危害を加えてしまいそうになる怖れを感じる不安です。この場合には、チェリープラムというバッチフラワーレメディを飲みます。

チェリープラムを必要とする不安は、緊急を要する不安です。自分をコントロールできなくなる怖れを感じる不安です。衝動的に自ら命を絶ってしまう危険性もあり、注意が必要です。

感情の起伏が激しく、暴言を吐いてしまう、暴力を振るってしまう(しまいそうになる)という人や何かへの依存(ギャンブル、アルコール、タバコ、買い物など)がある場合にもチェリープラムは良いと言われています。

ストレスで食べ過ぎてしまう、飲み過ぎてしまうという人にもチェリープラムはおすすめです。

自分の感情をコントロールできない、自分の感情をコントロールできない不安を感じる場合には、チェリープラムを飲んでみてください。

また、チェリープラムは、夜尿症のお子さんに飲ませると効果があるそうです。〈注1〉

〈注1〉ドイツのバッチフラワーレメディの療法家メヒトヒルト・シェファー氏による報告です。詳しくは「注記」をお読みください。

強い不安感

パニックになりそうな強い不安を感じる場合には、ロックローズというバッチフラワーレメディがおすすめです。

ロックローズは、事故や災害などショックな出来事に遭遇し、心臓がバクバクするような強い不安を感じた時に飲むと落ち着くことができます。魂の危機を感じるような、パニックになりそうな強い不安を感じた時に飲むと良いフラワーレメディです。

緊急時のフラワーレメディ(レスキューレメディ)

上記で紹介したチェリープラム、ロックローズは、レスキューレメディに入っているフラワーレメディです。チェリープラムもロックローズも、単体で飲んでも良いですが、レスキューレメディで摂っても良いと思います。

レスキューレメディは、さまざまな緊急事態の時に飲むと落ち着くことができるフラワーレメディなので、緊急時に備えて持っておくと良いと思います。緊急時に感じる不安を素早く落ち着かせてくれるフラワーレメディです。

レスキューレメディには、液体(ガラス瓶に入っている)のもの、固形のもの、クリーム状のものがあります。

液体のレスキューレメディ

  • レスキューレメディ(ガラス瓶入り、スポイトになっています)
  • レスキュースプレー(レスキューレメディをスプレーにしたものです)
  • レスキューナイト(夜、眠れない時のためのレスキューレメディです)
  • レスキューナイトスプレー(レスキューナイトをスプレーにしたものです)

口の中に直接垂らしたり、口の中にスプレーします。
水(ミネラルウォーター)の中に落として飲んでも良いです(コップ1杯に対して4滴を目安に落とします。数回に分けて落ち着くまで飲みます)。〈注2〉

不安な気持ちが落ち着くまで何度も飲んだり、スプレーします。

〈注2〉『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』の著者ノラ・ウィークス氏(バッチ博士の助手)、『バッチの花療法 その理論と実際』の著者メヒトヒルト・シェファー氏(ドイツのバッチフラワーレメディの療法家)の記述を参考に書いています。詳しくは「注記」をお読みください。

固形のレスキューレメディ

  • レスキューパステル(グミ)
  • レスキュープラスロゼンジ(キャンディ)

ゆっくり舐めていると落ち着いて来ます。

左からレスキューレメディ、レスキュークリーム、レスキューパステル

クリーム状のレスキューレメディ

  • レスキュークリーム(外用クリーム)※食用不可

外用クリームなので、目や口に入らないように注意してください。好きな場所(「気持ちがいい」「落ち着く」と思う場所)に塗ります。(例えば、耳の後ろや手首、鎖骨のあたりなど。)

肌のかゆみなど皮膚のトラブルに使用している人が多い外用クリームです。

夜、眠れない時のバッチフラワーレメディ

不安感とは少し異なりますが、心配事が頭から離れない、昼間にあった出来事が頭の中から離れず、眠れなくなってしまった場合には、ホワイトチェストナットというバッチフラワーレメディを飲むと眠れるようになります。

ぐるぐると同じことばかり考えてしまう時、ホワイトチェストナットを飲むと、同じことを考え続けている状態から抜け出せます。

ちなみに、レスキューナイト、レスキューナイトスプレーには、ホワイトチェストナットが入っています。

まとめ

  • 具体的に不安の原因を言える場合(地震など災害への不安、経済状況への不安など)⇒ミムラス
  • 自分以外の人を心配して不安を感じている場合⇒レッドチェストナット
  • 理由がはっきりしない不安を感じる場合⇒アスペン
  • 何か恐ろしいことをしてしまいそうな不安、自分をコントロールできないような怖れや不安を感じる場合⇒チェリープラム
  • パニックになりそうなほど強い不安を感じる場合⇒ロックローズ
  • 夜、眠れなくなってしまった場合⇒ホワイトチェストナット、レスキューナイト、レスキューナイトスプレー
  • 緊急時に備えて持っておくと良い⇒レスキューレメディ

注記

〈注1〉ドイツのバッチフラワーレメディの療法家メヒトヒルト・シェファー氏は、『バッチの花療法 その理論と実際』の中で、次のように記述しています。

チェリープラムは、夜尿症の子供の治療に効くことが証明されています。夜尿症の子供は、日中は自制心が強く働いているので不安感を内面に抱えるようになり、意識的に身体をコントロールできない睡眠中に排尿することで、その緊張をといているのです。

引用:『バッチの花療法 その理論と実際』メヒトヒルト・シェファー/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1994年12月初版発行(76ページ)

〈注2〉『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』(ノラ・ウィークス/著)には、

水の入ったカップに4滴入れて、15分おきに飲ませる。

引用:『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』「付録」ノラ・ウィークス/著、林陽/訳(中央アート出版社)1994年8月初版発行(243ページ)


『バッチの花療法 その理論と実際』(メヒトヒルト・シェファー/著)には、

緊急の場合には、ストックびんから四滴とってコップ一杯の水に加えます。受けたショックが薄らぐまで、このコップから少しずつ飲んでください。

引用:『バッチの花療法 その理論と実際』メヒトヒルト・シェファー/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1994年12月初版発行(279ページ)

とあります。

参考文献

  • 『バッチの花療法 その理論と実際』メヒトヒルト・シェファー/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1994年12月初版発行
  • 『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』ノラ・ウィークス/著、林陽/訳(中央アート出版社)1994年8月初版発行
  • 『バッチフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』ジュリアン・バーナード/著、谷口みよ子/訳(フラワー・レメディー・プログラム)2002年英国で発行、2004年米国で発行(米国版邦訳2013年発行)
  • 『エドワード・バッチ著作集』エドワード・バッチ/著、ジュリアン・バーナード/編、谷口みよ子/訳(BABジャパン)2008年12月初版発行
  • 『バッチ博士の遺産 増補版』(バッチホリスティック研究会刊)2020年7月第2刷
  • 『バッチフラワーレメディ・ワークブック 実践の基本ドリル』ステファン・ボール/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1999年11月第1版発行
  • 「バッチフラワーの花の指標」(リーフレット)(株)プルナマインターナショナル
この記事を書いた人
Hanako

バッチフラワーレメディを使った心理カウンセリングをおこなっているカウンセラーです。
花には不思議な力があると思っています。花を飾ったり、育てたりするのも良いですが、フラワーエッセンス(バッチフラワーレメディ)を飲むのも、良いですよ。
私自身、バッチフラワーレメディにとても助けられたという経験があります。より良い人生を創っていきたいという方のお役に立てるブログを書いていこうと思います。(上級心理カウンセラー、JADP認定メンタル心理カウンセラー®)

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