フラワーエッセンスは、花の朝露です。
花の朝露そのものではありませんが、花の朝露を再現して、作り出します。
花の朝露
数日前、とてもよく晴れた日の早朝、庭の花に朝露がついていたのを撮影したのでご覧ください。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、白い花に水滴がついています。
早朝なので、花も寝起きのようです。花びらがまだちゃんと開いていません。右上のつぼみのようにすぼんでいる花に、水玉がたくさんついています。これが、花の朝露です。
昨年の6月に撮影した花の朝露も載せてみますね。
ピンク色の花の花弁の上に、丸い水滴が乗っています。こちらも早朝に撮影しました。この花は、早朝だからと言ってすぼんでいることはないので、花弁の上に丸い朝露がはっきり見えます。
ちなみにこの花は、ルピナスという花です。北海道の方には、なじみにある花ですね。本州以南の方は、あまりご存知ないかもしれません。藤の花を逆さにしたような花で、天に向かって昇っているような藤の花みたいな花なので、和名では「昇り藤」と言うようです。下の方から咲き始めて、だんだん伸びていきます。
上の白い花は、ゼニバアオイ(銭場葵)という花に似ていますが、ゼニバアオイ(銭場葵)は「関東以西~沖縄」に分布している花ということなので、当てはまりません(ここは北海道です)。
調べ方が悪いのか、何という花なのかわかりません。どなたかご存知の方がいらしたら教えてください。
フラワーエッセンスの作り方
フラワーエッセンスは、花の朝露を再現したものです。
フラワーエッセンスの元祖であるバッチフラワーレメディを作ったエドワード・バッチ博士によって考案されました。
雲ひとつない、よく晴れた早朝に、フラワーエッセンスを採取したい花の近くで湧き出ている湧き水を透明のガラス製のボールに注ぎ、その上に、花びらを浮かべます。
そして、そのボールを朝日がよく当たる場所に置いておきます。
車が通ったり、人家が近かったり、電線があったりしたらいけません。
空気が綺麗で、静かなところ、人が活動をしていないところの花でなければいけません。
そんな場所、あまりありませんね。
なので、フラワーエッセンスを作るのは、作り方そのものはそれほど難しくないのですが、いろいろ条件が揃わないといけないので難しいです。
それから、作る人の状態(波動)も影響するので、フラワーエッセンス作りはハードルが高いです。
イライラしていたり、落ち込んでいる人が作ったら、その波動が影響した波動水が出来上がってしまいますからね。
まとめ
フラワーエッセンスは、花の朝露を再現したものです。
花の朝露は、よく晴れた日の早朝に見られる、花についた朝露です。
この朝露を再現して作るフラワーエッセンスの作り方は、ガラス製のボールに水を入れて、花を浮かべて朝日に当てるというものです。
作り方は簡単ですが、フラワーエッセンス作りに適した土地や人が必要なので、作るのは難しいです。
参考文献
- 『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法』ノラ・ウィークス/著、林陽/訳(中央アート出版社)1994年8月初版発行
- 『バッチフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』ジュリアン・バーナード/著、谷口みよ子/訳(フラワー・レメディー・プログラム)2002年英国で発行、2004年米国で発行(米国版邦訳2013年発行)