バッチフラワーレメディを使った「本当の自分」の見つけ方

玉ねぎを縦半分に切ったイラスト 玉ねぎの中心にハートのマーク 「本当の自分って?」と書いてあります。 バッチフラワーレメディ

バッチフラワーレメディは、さまざまな不調やストレスの改善などに使いますが、「本当の自分」として生きるためにも使えます。

「本当の自分」って?

「本当の自分」って、何でしょう?

私たちは、日々、さまざまな影響を受けながら生きています。受けてきた教育、生きている時代の価値観からも、大きな影響を受けています。

「本当の自分」の望みだと思っていたことが、実は、周りの人やさまざまな情報から影響を受けていただけで、「本当の自分」が望んでいたこととは違う場合があると思うのです。

もし、何となくモヤモヤしたり、不調を感じていたり、毎日が楽しくなかったりしたら、「本当の自分」の望みからズレた生き方をしている可能性があります。

もし、思い当たるなら、自分は「本当の自分」として生きているのかどうか、ちょっと立ち止まって考えてみても良いかもしれません。

行動にブレーキをかけている感情を手放していく

さまざまな感情の中には、行動にブレーキをかけているものがあります。

例えば、「本当の自分」は、人前で話すのが好きなのに、幼い頃、自信をなくす経験をして、話すのが苦手な人がいるかもしれません。

「本当の自分」は、自然豊かな場所で暮らしたいのに、いろんな事情を考えて諦めてしまっている人がいるかもしれません。

「本当の自分」の思いと現実が一致していない人は、結構多いのではないでしょうか。

もし、今の状況に違和感を感じ、「本当の自分」として生きたいと思うなら、バッチフラワーレメディを飲んでみると良いと思います。

バッチフラワーレメディを使った方法

バッチフラワーレメディは、感じている感情に合わせて選びます。この記事では、当ブログ「バッチフラワーレメディ 選び方の基本」で掲載している「バッチフラワーレメディ38種類の指標(当ブログオリジナル)」(以下、「バッチフラワーレメディの指標」)を使ったやり方で紹介していきます。

  1. 今、感じている感情が「バッチフラワーレメディの指標」にあるかどうか探します。
  2. 当てはまる感情があったら、その感情に対応するバッチフラワーレメディをしばらく飲みます。(2週間以上飲むことをおすすめします。)
  3. 個人差はありますが、しばらく飲んでいると、(不快に)感じていた感情は、いつの間にか気にならなくなるのではないかと思います。敏感な人はすぐに、効果を感じられるかもしれません。
  4. (2週間以上飲んで)まだ、そのバッチフラワーレメディを飲んでいたいと思えば、続けて飲んでください。
  5. 別の感情を癒したくなったら、その感情に合ったバッチフラワーレメディを選び、同じようにしばらく飲みます。

この1~5を繰り返し、感情を癒していきます。この感情を癒していく過程を、バッチフラワーレメディを教える講座では、玉ねぎの皮むきに喩えて説明することが多いです。

玉ねぎの皮むき

玉ねぎは、何層も重なって一つの玉ねぎになっていますね。一番外側には、茶色の薄皮、そのすぐ下には、少し茶色がかった硬めの白い部分、その下に、可食部分の白い玉ねぎという具合に重なっています。

玉ねぎを縦半分に切ったイラスト

バッチフラワーレメディでは、玉ねぎの一つの層を一つの感情として見立てます。玉ねぎを一枚一枚はがしていくように、癒したい感情を一つ一つ癒していきます。

いくつもの感情を癒していくと、やがて「本当の自分」にたどり着きます。

玉ねぎを縦半分に切った時の断面図のイラスト。
「外側の感情」「内側の感情」
「本当の自分=魂」と書かれています。
「バッチフラワーレメディが考える感情の層」のイラスト。

「内側の感情」は、心理学的に言うと、潜在意識の中に押し込めている感情です。「内側の感情」は、「外側の感情」(今感じている感情)を取り除くことで、やがて表面(外側)に出て来ます。

そのため、バッチフラワーレメディを飲んでいると、以前よりネガティブな感情を感じるようになるかもしれません。しかし、それは、「本当の自分」に気づくための過程なので、心配せず、飲み続けてください。

中には、バッチフラワーレメディを飲んで、状態が悪くなったと勘違いしたり、ネガティブな感情を感じるのが嫌で、飲むのをやめてしまう人がいます。でも、それは、とてももったいないです。

つらい感情になったら・・

もし、過去のつらい出来事を思い出したり、嫌な夢を見るようになったりしたら、レスキューレメディやバッチフラワーレメディのスターオブベツレヘムを飲んでください。泣きたくなったら、我慢せずに泣いてください。

これまで感じたことがない感情を感じたり、ネガティブな感情を感じることがあるかもしれませんが、それは、「本当の自分」にたどり着くために感じている感情です。玉ねぎで言えば、白い部分が、表面に出て来たということなので、その感情をよく観察してみてください。そして、その感情にあったバッチフラワーレメディを飲んでください。

無理はしなくて良いです

早く「本当の自分」として生きたいと思って、無理して、自分の心の中にあるネガティブな感情を探すことに一生懸命になる人がいますが、それをするとつらいです。

心の中にあるネガティブな感情も、必要があって感じた感情です。まだ探せないなら、まだ手放す時ではないのだと思います。

日々、生活する中で経験する出来事を通して、その時感じた不快な感情を手放したいと思ったら、手放していけば良いです。

まとめ

バッチフラワーレメディでの「本当の自分」の見つけ方は、自分が癒したいと感じている感情に合わせてバッチフラワーレメディを飲んでいくという方法です。

「本当の自分」の気持ちを隠している感情を癒していくことで、「本当の自分」の気持ちに気づけるようになっていきます。

参考文献

  • 『バッチ国際教育プログラム通信教育テキスト』(一般社団法人 バッチホリスティック研究会)
  • 『バッチ博士の遺産』(一般社団法人バッチホリスティック研究会)2007年10月(増補版2020年7月)
  • 『エドワードバッチ著作集』((株)BABジャパン)2008.12 第4章『12の癒し手とその他のレメディー』(1936年版 C・W・ダニエル社刊)
  • 『バッチフラワーレメディ・ワークブック 実践の基本ドリル』ステファン・ボール/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1999年11月第1版発行
  • 『エドワード・バッチ 心を癒す花の療法 フラワー・セラピーの世界』ノラ・ウィークス/著、林陽/訳(中央アーFト出版社)1994年8月初版発行
  • 『バッチの花療法 その理論と実際』メヒトヒルト・シェファー/著、林サオダ/訳(フレグランスジャーナル社)1994年12月初版発行
  • 『 BACH FLOWER REMEDIES Form&Function バッチのフラワーレメディ 植物のかたちとはたらき 英国人医師の「花の療法」発見物語』ジュリアン・バーナード/著、谷口みよ子/訳(Flower Remedy Programme)2013(初版2002,米国版2004)(米国版の邦訳)


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